クラス分けと育成シートによるきめ細かい指導

クラス分けで各自のレベルに合わせてきめ細かく段階的に教えていきます。曜日ごとに特徴のある稽古で飽きません。また、育成シートによって、稽古の内容の振り返りや苦手箇所の明確化、保護者との情報共有ができます。

クラス分けできめ細かい指導

上尾松濤館では6つにクラス分けし、各自のレベルや興味に合わせてきめ細かく段階的に教えていきます。

1.体験/幼児クラス
このクラスでは、手の握り方、座り方・立ち方や突きなどの初歩動作の反復や遊びを多く取り入れ、稽古に通う習慣づけを狙います。

2.色帯クラス
みんなの憧れ黒帯を目指します。このクラスは、白帯から茶帯まで在籍しますが、実際の稽古では帯の色毎に分かれて各自のレベルに合わせて教えていきます。

3.選手クラス
黒帯や色帯でも挑戦したい子はこのクラスです。各自の目標に合わせて「厳しく・できるまで」コーチしていきます。形と組手に分かれて稽古することが多いです。

4.空手EXクラス
EXは「エクササイズ」のことです。空手の基本動作、形や組手で適度な運動をしていきます。仕事や学業が忙しい黒帯、健康のために運動したい方、久しぶりに空手再開したい年配者など、気持ち良い汗が出るまでがんばります。

5.実践クラス
空手の深みを知る、技術向上に資するような空手道の探求と相互稽古がクラスの目的です。主に指導員が行います。

6.オンデマンド稽古
毎回の稽古終わりに、指導員が残って個別に対応しています。各自の気になるところ、稽古中にわからなかったところなど、フォローしていきます。

曜日ごとに特徴のある稽古

上尾松濤館では週に4回以上稽古があります。会員はどの曜日でも何回でも参加できます。
曜日や時間ごとにクラス分けされた稽古内容に特徴があり、自分の伸ばしたいところ、興味があるクラスに参加できます。指導員によってそれぞれに特徴のある稽古は、新鮮で飽きません。
詳細は稽古予定表をご参照ください。

育成シートを活用した指導

育成シートは、会員専用サイトにパスワードロックされて、本人と保護者が閲覧できるようになっています。
日々の稽古や昇級審査、各種大会などに対して、指導員が会員一人ひとりに対して指導内容やコメントを記載します。
会員にとって、稽古の内容の振り返りや苦手箇所の明確化に活用できます。また、稽古の内容など、保護者との情報共有にも役立ちます。
このような情報の蓄積は、会員の成長に有益であり、今後も大いに活用していきたいと考えています。

倫理的な考え方

当館では、稽古生に教える際に殴ったり怒鳴ったり、竹刀を使った指導などをすることはありません。
各指導員は「日本空手協会倫理規程」「全日本空手連盟倫理ガイドブック」を熟知し指導を行っています。
しかし、最低限のルールを守らなかったり、稽古の規律や秩序を維持するための叱責や退場させることは必要であると考えています。